院内感染対策 | さいたま市南区・南浦和の歯医者・歯科、ふじた歯科クリニック

ふじた歯科クリニック

院内感染対策

院内感染対策 細部まで徹底した衛生管理

当院の感染対策の取り組み

当院ではスタンダードプリコーション(標準予防策)に基づいた感染・衛生対策を行い、患者様が安心して通っていただけるような環境を整えています。

当院の感染対策の取り組み

スタンダードプリコーションとは?

スタンダードプリコーションとは、医療を提供する全ての機関において適用される感染予防対策のことであり、「標準的予防措置策」と呼ばれています。

感染症の有無に関わらず、全ての人の血液、体液、排泄物、創傷のある皮膚、及び粘膜には感染症のリスクがあると考えて行われる予防策のことです。

スタンダードプリコーション 標準的予防措置策

歯科医院における感染対策の必要性

歯科医院に限らず、耳鼻科や内科など、粘膜にふれる器具には常に「感染症」のリスクは伴います。感染症の種類は、現在流行している新型コロナだけではなく、HBV(B型肝炎ウイルス)、HCV(C型肝炎ウイルス)、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)、結核、水痘、麻疹、風疹、流行性耳下腺炎(ムンプス)、インフルエンザなどが挙げられます。

当院ではこのような感染症を引き起こさないためにも、スタンダードプリコーションに基づいた感染対策を行っています。

当院の感染対策設備について

当院は、歯科医療機関として、全ての細菌を死滅させる滅菌にこだわり、設備環境を整えています。

設備紹介

(1)高圧蒸気滅菌器

高圧蒸気滅菌 高圧蒸気で132℃、5分もしくは121℃、20分で滅菌します。全ての菌が消失します。当院はこの高圧蒸気滅菌器を使用して、、歯を削るタービンやバーにいたるまで、治療ごとに滅菌・消毒を行っております。

高圧蒸気滅菌器
(2)次亜塩素酸水対応の超音波噴霧器

当院では待合室に次亜塩素酸水対応の超音波噴霧器を設置し、空間の除菌・消臭予防を行っております。一見、清潔に見える空間でも菌やウイルスは潜んでいます。空気中、衣服、机や椅子、ドアノブなど目に見えないウイルスを抑制するため、空間除菌を実施しております。

ウイルス感染対策として、まずは、手洗い、咳エチケット等の一般感染対策の徹底に努めていただきたいと思いますが、清潔な院内で少しでも皆様の不安が取り除けるように努めいきたいと思っています。

超音波噴霧器
(3)超音波洗浄機

超音波洗浄器は超音波を発生させることにより、液体中の泡による衝撃波と水の分子を洗浄物にぶつけ、キャビテーション効果で汚れを落とします。目に見えない器材の細部まで短時間で洗浄することができます。血液やタンパク質の汚れが固まってしまった場合、浸漬洗浄を行ったのち、超音波洗浄を行うと効果的です。

超音波洗浄機
(4)滅菌パック

ピンセット、ミラーなどの基本セットや歯を削るタービン(「キーン」と音のする器械)等は、個別に滅菌パックに入れて滅菌器で滅菌し、患者さんごとに必ず交換しています。治療を行う際、患者さんの目の前で、滅菌パックを開封します。

滅菌パック

消毒・殺菌・滅菌の違いについて

  • 「消毒」とは、細菌の活動を弱めること。人体に有害な物質を除去または無害化することである。
  • 「殺菌」とは、特定の細菌を殺すこと。病原性や有害性を有する糸状菌、細菌、ウイルスなどの微生物を死滅させる操作のことである。
  • 「滅菌」とは、すべての細菌を死滅させること。増殖性を持つあらゆる微生物(主に細菌類)を完全に殺滅、又は除去する状態を実現するための作用・操作のことである。

当院では全ての細菌を死滅させる、滅菌にこだわり、衛生管理を行っています。

ご来院の皆様へ

当院は、歯科医療機関として上記のように歯科医療における院内感染防止対策に常時取り組んでおります。

口腔内の衛生管理は、皆様の健康を守るうえでも重要だと考えていますので、いつでも患者様に安心してご利用いただける診療環境づくりに、今後も努める所存です。

新型コロナウイルス5類移行以降も政府や行政の方針に従い、必要な感染対策を実施しておりますので、ご来院の際には皆様にもご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

看護師お辞儀のイラスト
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